創設者・飯島秀行の言葉(書籍
〜自然界のサイクルと正常な考え方について〜
株式会社テネモスネット、一般財団法人テネモス国際環境研究会、創設者
飯島秀行(いいじま ひでゆき)の書籍よりご紹介です。
書籍『エッセイ集「窓」第17集』明窓出版刊 掲載文より全文紹介いたします
2010年12月刊行
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「たったひとつのメカニズム視点」とは・・・
自然界のサイクルと正常な考え方について
この3次元物質世界には、放出サイクルと吸引サイクルの二つのサイクルが存在しています。
簡単にいうと、放出サイクルは分解していく世界、吸引サイクルは発酵していく世界です。
自然界で生きる野性動物は、吸引サイクルで生活しています。
野生の鳥は、よくみると、落ちている実は食べていません。
必ず木に熟している実を食べています。
野生の肉食動物も、獲物を捕獲した際、生きている状態で食べ始めています。
死んでしばらくたった肉があったとしても食べません。
また、お腹が空いた時に食べるために保存しておくということもしないのです。
また、その残りを食べるハイエナやハゲタカも、肉食動物が食べる様子を近くで伺っていて、彼らがお腹がいっぱいになり去った直後の肉を食べています。
同様にサバンナに住む牛等の草食動物も、流れる水を飲み、地面に生えている草を食べています。
では口蹄疫で処分された牛や豚達はどのようなものを食べていたのでしょうか?
地に生えた草を食べ、小川の水を飲んでいたでしょうか?
おそらく溜まった水を飲み、干した草ばかりを食べていたのではないでしょうか。
そう考えると、病気は、サイクルの違ったものを食してきたのがきっかけかもしれません。
では人間の食生活についてはどうでしょうか?
現在、食に関する様々な健康法があり、生野菜や果物ばかり食べるというものがありますが、
日本では昔は生のまま食べる習慣はありませんでした。
主食の米は炊き、なすやきゅうりなどは糠漬けにしたり、
塩もみしたりして食べ、また大豆や米を発酵させて味噌汁にして、
野菜を具にして食べてきました。お刺身にしても、醤油のような発酵食品をつけていただいてきました。
外国でも、ワインやチーズを食べながら食事をする習慣があります。
昔から人間は、手を加えることで放出(分解)サイクルを吸引(=発酵)サイクルに戻して食べていました。
つまり理にかなった食事をしていたのです。
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昔このようなことがありました。
大量の小あじが釣れたので、生きたまま持って帰り、半分は持ち帰った海水の中に、半分は海の成分に似せてつくった人工海水の中に入れておきました。
翌朝見てみると、海水の中に入れていた魚は全滅で、人工海水の魚は生きていました。
つまり、海から海水をとりだした時点で、海水は放出・分解のサイクルに変化してしまっていたため魚も死んでしまったものと思われます。
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野菜も海の水と同様に、収穫した瞬間に、吸引のサイクルから放出のサイクルに変わってしまうといえます。
そう考えると、野菜を生の状態で食べる健康法は、意外と違った結果が出ているのではないでしょうか?
これらの健康法は、それなりの効果があるのでしょうが、“信じる効果”といえるものが多いのではないでしょうか。
それほど、人間の意識の力、信じる力というものは大きいと言えますが、
これからの時代、一人一人が本当のこと、つまり自然の法則を理解していくということが大切です。
それでは、そもそも人間は、どうやって生きているのでしょうか?
食べて、生命を維持するということはどういうことなのでしょうか。
簡単にいうと、人間は、外の気圧より、自分の体内気圧の方が高い圧力であるために生命(空気)を吸引することで生きています。
つまり、お腹がすくということは、体内気圧が下がっているということなのです。
では、高気圧、低気圧とはどういう状態のことをいうのでしょうか。
高気圧では大気が下降気流で降りてきて、時計回りに吹き出します。
反対に低気圧では、反時計回りに大気を吹き込んで、そのまま上昇しています。
自然法則には常温常圧に保とうとする法則と働きがあり、常にバランスをとっているのです。
人間も、高気圧の状態のときは、大気の生命エネルギーをたくさん取り込み(吸引サイクル)している状態といえます。
逆に外気と比べ、低圧の状態になってしまうと、ますます生命エネルギーが放出してしまう(放出サイクル)のです。
それでは食べ物というのは何なのでしょうか?
音楽にたとえると、音色と考えれば分かりやすいと思います。
野菜、肉、それぞれいろんな音色があります。
高い音色のもの、低い音色のもの様々です。
今、地産地消(地域生産・地域消費の略)が流行っていますが、
自分で育ってきた地域で取れたものを食べるということは、自分の音色に合っているので、
それだけ食べ物のもつ波動を効率的に取り込みやすいということなのかもしれません。
そう考えると、肉はいけないとか、農薬を使っている野菜はだめだというように、
かたよった考えでばっさり切り捨ててしまって良いのでしょうか?
現在の地球の環境は悪化の道をたどっており、地球は末期のガンを患っている状態と言えますが、
なぜこのようなことになってしまったのでしょうか。
そもそも自然界には善悪は存在しません。
全てが調和し循環しています。
人間は、いろいろなことを思い、その中から選択して具現化していく力をもっていますが、
現在は自分さえよければいいという、自然の循環を途中で止めてしまうような、かたよった自己中心的な考えが多いのではないでしょうか。
このような考えこそが地球環境悪化の原因であり、これらの考えがなかったら地球は即自然治癒力で蘇るということはわかっています。
わかっていないのは人間だけなのです。
例えば、合成洗剤を使用すると、食器に成分が蓄積、それが溶けて人間の体に悪影響を与えます。
それらの排水は川を汚し、海を汚し、魚介類に蓄積されます。
また有害物質を分解してくれる微生物も死んでしまいます。
さらに海水が蒸発することで、大気も汚染されます。
人間はそのような汚染された空気を吸い、水を飲み、食べ物を食べることで病気になり、結果的に高額な医療費や税金を支払うことになるのです。
正常な考えは正常な結果を招きますが、異常な考え方は異常な結果を招きます。
全て自分の理解が結果として返ってくるのです。
これからは一人一人が、自分達が何も分かっていないということを謙虚に受け止め、
放出力や吸引力などの自然の法則を理解し、どうやったら自然とうまく調和しながら循環していく世界をつくっていけるかを考える必要があるのではないのでしょうか。
結論を言うと、一人一人の意識革命しかありません。
正常な考えをもち理解していくサイクルである意識革命が起こると、
食べ物の問題、農薬の問題から家族の問題や政治・環境・エネルギーの問題までも全て解決されていくはずです。
地球の救済は自己救済なのです。
みんなが自然の法則を知り、みんなで理解していく世界をつくっていきましょう。
みんなで理解していくことが地上天国なのです。
(書籍『エッセイ集「窓」第17集』明窓出版刊 掲載文より紹介)
著者・飯島秀行(いいじま ひでゆき)
一般財団法人テネモス国際環境研究会理事長。大学(経済学部)卒業後、1年間、園芸の研修を受け、実家の家業(園芸農業)を継ぐ。1993年に、真理伝達者に出会ったことがきっかけとなり、ボリビアでの農業プロジェクトに参加。実践体験により自然法則を体得。フリーエネルギー研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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●ご紹介いただきました
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