「条件+圧」
「内圧を高めるとエネルギーが注ぐ」
初めての方には、
なんのこっちゃと思われるかもしれませんが、
「出したものが還る」
「目的は?」
「たったひとつのメカニズム」
「無限性から観る」
など、テネモスの基本的な考え方です。
テネモスキッチン分かち合い会では、
「どんな現象にも、
自然界のたったひとつのメカニズムが働いているという視点」
の時間を共に過ごすことをテーマにしています。
目的は、無限の安心を自ら生み出すこと。
味噌作りの時の参加者の言葉にドキッとしました。
「わたしたちは考えてみたら、なんでもできちゃうのね。
毎日食事をつくってるからね。
なにを、どうするかで、家族を変化させちゃうもんね。」
日々のしていることは変わらなくても、
意味が分かると、おのずと、やり方は変わってきますよね。
ーーーーーーーーーーーーーーー
発酵って面白いです。
本当に単純なんだけど、はてはてどうして。
そこに働いているメカニズムが観えているか・・・
実践すると、必ず教えてくれますね。
レモンの砂糖漬け。
簡単に発酵が始められます。
レモンに限りませんが、
砂糖(プラス)系の発酵では、
やってみると、ごく当たり前ですが、
蓋を閉めると発酵して、
ふたをしないとすぐ腐敗(要はエネルギー引き込み不足)の表情をみせます。
例えば、白い膜がはったりですね。
本当におもしろいです。
大きい容器でつくって、空間が余りすぎていても、その症状はでます。
でも、同じものを、
適度な大きさの容器に移してあげると、ピタッと表情を変えるので
なるほど、内圧なんだね、振動なんだね、
と実感させられてしまうわけです。
(写真は、レモン酵素を移してあげた後のものです)
なんで、ふたを蓋をしめるの?
お料理でも、お米炊くときは、フタしめますね。
もちろん、炊飯ジャーのスイッチが入らないという話ではありません(笑
スープなど煮込むときも、落し蓋をしたり、ただ閉じるだけでなくずらしたりします。
これって、なんでしょう。
なべの中の熱が逃げないように。
・・・もちろんそれも、結果としてあります。
コンサートホールなどでは、出入口の扉を二重にしていますよね。
演奏がはじまると、内側、外側両方しめて、
途中からの入退室についても、片方ずつ開け閉めして、
コンサート空間を外部と分けています。
蓋をしているんですね。
そうすることで、内部のホールは、音という振動の反響(培養)が進みます。
結果、観客という微生物条件は、感動して、熱が上がるわけですね。
味噌作りをすると、
付け込んだ樽の味噌上部に、カビ状のものが生まれる場合があります。
汚いとか、失敗したと思えばそれまでですが、
天然の落し蓋が形成されたと観たらどうでしょう。
実際に、いろいろあるみそづくり教室には、
上面にできたカビを上手く利用してくださいと
お伝えされているところもあるようですね。
「また生えますから、そぎ取って、下からとったら、また上面にひいといてください」
なるほど原理ですね。
必要があって生えた、生まれたのだから、その状態を利用する。
話は飛びますが、けがをしたとき、瘡蓋<かさぶた>ができます。
どうしてできるのでしょう。
そんなもん、血が固まってできるんでしょう! ・・・なんて言わないでくださいね(笑
そう、内圧を上げるための蓋なんですよね。
こうやって見てみると、生命の仕組みって、
もう、感動してしまいます。
さぁ、今日はなににフタ締めましょうか。
え? 臭いものには蓋をしろって?
そうそう、言葉も逆転してしまうんですよ。
臭いものに蓋をして、かくしておいても、臭ってダメという捉え方から、
適切に蓋をしてあげれば、発酵して、良い状態に変化させられるよ。という観方。
いずれにしても、内圧を上げてあげれば、必ず変化が生まれます。
では、今日も良い一日を
****************
「出したものがかえる」が自然の法則です。
自然は汚れを出さない永久循環のしくみ。
弊社の商品は、自然をお手本にし、自然のしくみを応用しています。
****************